研究開発の流れと特許調査・特許分析

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2008-06-15 : 更新
2006-03-20 : 作成

特許調査といっても様々な種類があります。既に説明しているように特許は技術情報でもあり、権利情報でもあります。特許調査の種類にも技術的な特許調査と権利的な特許調査があります。ここでは特許調査の種類を様々な切り口で説明していきます。

企業(特にメーカー)の研究開発の流れに沿って特許調査の種類を下の表に示します。必ずしもどの企業も同様の研究開発フローとは限りませんが、一般的なフローおよび各ステップで特に必要となる特許調査について簡単な説明を示しています。

 

 

研究開発計画・R&D戦略立案

基礎研究・応用研究-自社特許網構築(基本特許群)

開発・設計-自社特許網構築(周辺特許群)

生産・事業化

販売・マーケティング

  • 市場動向調査・パテントマップ
    • 市場動向やコンペティターの把握(特許出願動向から市場・マーケット動向やコンペティターを特定)
  • ウォッチング・SDI
    • 他社の公開・登録特許監視→問題特許が発見されたら無効資料調査・公知例調査