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更新日 : 2008-10-05

 

下の図は知的財産の仕事・働く人の概念図を示したものです(ここで知的財産という言葉を使用していますが、特許を念頭に知的財産という言葉を使用しています)。

 

図 知的財産の仕事・働く人の概念図

 

知的財産の仕事・働く人の概念図

 

 

知的財産(特に特許)を生み出す技術者(エンジニア)・研究者が中心となって、知的創造サイクル(創造、保護、活用)に携わる人々がいます。表としてまとめると以下のようになります。

 

 

知的創造サイクル 働く人・機関
知的財産の創造に関わる人
(発明の着想・創出など)
技術者、エンジニア、研究者
知的財産部
知的財産の保護に関わる人
(出願・審査・審判・訴訟など)
特許庁審査官・審判官、裁判官
弁理士(特許事務所)、弁護士
知的財産部
調査会社・翻訳会社
知的財産の活用に関わる人
(技術移転・ライセンスなど)
知的財産部
技術移転機関(TLOなど)
金融機関、シンクタンク

 

 

当然のことながら、企業の知的財産部はすべてのフェーズに関わってきますので、創造から活用まで多岐にわたる知識が必要となります。

 

もちろん知的財産部以外の人であっても、知的創造サイクルの3つのフェーズについて満遍なく知識を得ておく必要があります。

 

「自分は出願のことしか知らないので」といような時代は終わって、創造・保護・活用のいずれかの1フェーズでスペシャリティを持ちながら、3フェーズすべてについて基礎知識を身につけている、これからはこのような知財人材が求められているのではないでしょうか?

 

 

知的財産活動調査結果

 

特許庁では平成14年から企業や研究機関の知的財産活動(ライセンス・人数・費用など)についてアンケート調査を行って、その結果を公表しています。

 

 

下記のような貴重なデータが手に入ります。

 

得られる統計データ(一例)

 

  • 知的財産部門の活動状況 : 知的財産担当者、知的財産活動費用、権利譲渡・譲受、実施許諾、ライセンス収支
  • 産業財産権制度の利用状況 : 出願・審査請求
  • 産業財産権の所有・実施の状況 : 権利所有・実施・実施許諾・権利譲渡・譲受
  • 知的財産権侵害に係る訴訟