e-patent > 特許検索・特許調査 > 検索式 > ステップ2 検索項目の組み合わせ

2006-11-26 : 更新
2005-09-29 : 作成

 

特許検索・特許調査を行う場合う、まず始めに調査設計をします。

 

調査設計とは、大きく

 

  1. 調査対象技術の明確化: どういった特許を調べるのか
  2. 検索項目の組み合わせ: どれくらいの件数を調べるのか(読むのか)

 

の2ステップに分かれます。

 

ステップ2では、ステップ1で明確化した調査対象技術に沿って検索式を作成します。

 

[ステップ2-1: 特許検索式パターン一覧]

特許検索式の基本パターンは

  • 基本パターン1 = 番号
  • 基本パターン2 = 検索項目(書誌事項)
  • 基本パターン3 = 検索項目(書誌事項) × 検索項目(技術分野)
  • 基本パターン4 = 検索項目(技術分野)

 

の4つです。検索項目(書誌事項)と検索項目(技術分野)は以下のとおりです。

 

検索項目
書誌事項関連
検索項目
技術分野関連
種別: 特許・実用新案
権利状況: 公開・登録
日付
出願人・権利者
技術分野

 

特許検索式基本パターンの、それぞれの適用ケースを例示すると、

 

  • 基本パターン1: 番号を知っており、その特定特許の内容を把握したいとき など
  • 基本パターン2: ある出願人(会社)に関する特許出願動向を知りたいとき など
  • 基本パターン3: ある出願人(会社)の、ある技術分野に関する全体的な特許出願動向を知りたいとき など
  • 基本パターン4: ある技術分野に関する特許出願動向を知りたいとき など

 

となります。

 

 

検索式というと、大半の方はキーワードしか使用されません。しかしキーワードのみの特許検索では、ノイズやモレが発生する確率が高くなってしまいます。

 

  • ノイズとは: 調査対象技術とは関連しない公報
  • モレとは: 調査対象技術と類似している公報を検索でヒットさせることができないこと

 

上記4つの基本パターンのうち、どこでノイズやモレが発生するかと言えば検索項目(技術分野)です。検索項目(技術分野)においてノイズやモレをなるべく抑えた特許検索を行うためには、特許分類を利用・併用することが重要です。

 

[ステップ2-2: 検索項目(技術分野)の検索式基本パターン一覧]

検索項目(技術分野)の特許検索式の基本パターンは以下の3つです。

  1. キーワードのみ
  2. 特許分類(IPC,FI,Fタームなど)のみ
  3. キーワードと特許分類の併用

 

キーワードのみも基本パターンとして含めていますが、オススメはできません。検索項目(技術分野)の検索式としては2.特許分類(IPC,FI,Fタームなど)のみ、または、3.キーワードと特許分類の併用が良いでしょう。

 

 

ステップ1、ステップ2を踏まえた上で、下記のような検索式作成テーブルを完成させましょう。

 

背景技術
(≒技術分野)
技術的特徴1 技術的特徴2
キーワード
同義語
IPC
FI
Fターム
USC
ECLA

 

検索式作成の基礎: 調査対象技術の明確化で取り上げた松下電器産業のエアコン関連特許の例で、検索式作成テーブルの各セルを埋めてみましょう。

 

背景技術
(≒技術分野)
技術的特徴1 技術的特徴2 技術的特徴3
キーワード エアコン フィルタ 自動 掃除
同義語 クーラー
空調
空気調和
ろ過
濾過
こし器
オート 清掃
クリーニング
IPC F24F F24F13/28 - -
FI F24F F24F1/00,371A
F24F1/02,381A
F24F11/02M
- -
Fターム 3L051 3L051 - -
USC - - - -
ECLA - - - -

 

同義語の洗い出す方法や、特許分類を探す方法については別のページで解説します。