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新規性調査・出願前調査 (Novelty Search / Patentability Search) とは「出願しようとしている発明が新規性・進歩性を有しているか否か、特許出願前に判断する」ための調査です。

 

 

日本特許庁・特許行政年次報告書(2007年度版、92-93ページ)に

 

 

また、個々の特許審査において拒絶の理由として引用された複数の特許文献のうち、直近のものの平均の出願年を見ると、拒絶理由が通知された出願より2.9年前の古いものであることから、企業の研究開発成果を特許権で保護する際の効率を改善させるためには、研究テーマ設定時は当然のこととして、研究開発の途中においても、その節目節目において先行技術の十分な調査を促進することが必要と言える。

 

 

とあります。特許出願前にしっかりと調査を行っておけば、無駄な特許出願を減らすことができます(もちろん無駄な特許出願を減らすことで経費の削減にもなります)。さらに自分達で出願しようとしている発明の内容と新規性調査・出願前調査で抽出した先行例を比較・検討することで、先行出願との違いを明確化して権利化すべきポイントを絞りこみ、発明・出願の質を向上させることができます。

 

 

新規性調査・出願前調査を行うケースとしては、主に特許出願前ですが、それ以外にも以下のような場合が考えられます。

 

 

  • 審査請求前
  • 外国出願前

 

 

なお特許庁では中小企業向けに「特許出願に関する先行技術調査の支援事業」を実施しています。この制度を利用すると無料で先行技術調査を受けることができます。知的財産部や特許専門部署がない中小企業の方々は、特許出願前に是非とも検討されてはいかがでしょうか。

 

2008-03-09 : 作成