Vol.006(2006-06-26)


■Contents━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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 1:特許検索のネタ
 2:特許検索の基本
  2-1:検索項目の把握
  2-2:技術的特徴の抽出
 3:特許検索の鉄則


1:特許検索のネタ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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今回から、CMでもお馴染みのパナソニックのお掃除ロボット
搭載エアコンを特許検索のテーマとして、約2ヶ月にわたって
以下の5回シリーズでお届けします。


 1回目:特許検索の基本を学ぶ

 2回目:キーワードを選定する

 3回目:特許分類を探す

 4回目:いざ検索!

 5回目:Excelで検索結果を整理


この5回シリーズの内容をしっかりと理解すれば、仕事に
おいても役立つ特許検索スキルを得ることができます。


パナソニックのお掃除ロボット搭載エアコンは知ってますか?


もしもご存じない方は、こちらのサイトを見てください。


■パナソニックのお掃除ロボット搭載エアコン
 http://ctlg.national.jp/product/info.do?pg=04&hb=CS-X286AS


さて、パナソニックのお掃除ロボット搭載エアコンに関する
開発ストーリーを読むと、


■お掃除ロボット搭載エアコン 開発ストーリー
 http://panasonic.co.jp/products/story/aircon/case01/case01.html


開発ストーリーの末尾に

 また、商品の開発途中で新たに生まれた技術やアイデアは
 次々と特許出願される。今回のフィルターお掃除ロボット
 に関しても、開発を終えてみると、60件もの特許出願(※4)
 となった。これは、従来のエアコン1機種開発における
 特許出願数の2倍近い数字だった。

 ※4: 特許出願件数60件
     2004年11月現在

とあります。


つまりパナソニックのお掃除ロボット搭載エアコン関連特許は
最低60件はあることが分かります。


このお掃除ロボット搭載エアコン関連特許を網羅的に検索する
ための方法を、解説していきます。



2:特許検索の基本━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2-1:検索項目の把握


メールマガジンの第2号でご紹介した特許検索の鉄則001を
覚えている方はいますか?


特許検索の鉄則001は、


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
■特許検索の鉄則001

 主な検索項目として、

 ・種別  (特許・実用新案)
 ・権利状況(公開・登録)
 ・番号  (出願番号・公開番号・公告番号・登録番号)
 ・出願人・権利者
 ・技術分野:キーワード
 ・技術分野:特許分類(IPC、FI、Fターム)

 の6つがあり、検索式はこの検索項目の組み合わせで作る。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


です。


特許検索を行う場合、検索式を作成する必要があります。
検索式は、この検索項目を組み合わせて作成します。


パナソニックのお掃除ロボット搭載エアコンから検索項目を
抽出すると、


 種別  :特許
 権利状況:不明
 番号  :不明
 出願人 :パナソニック(松下電器産業)
 技術分野:エアコン


となります。


つまり、

    松下電器産業 の エアコン 関連の 特許
    ~~~~~~~~~~~~   ~~~~~~~~     ~~~~

を探すことが大前提となります。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━2-2:技術的特徴の抽出


例えば


    松下電器産業 の エアコン 関連の 特許
    ~~~~~~~~~~~~   ~~~~~~~~     ~~~~

で検索をすると、松下電器産業のエアコン関連特許すべてが
ヒットしてしまいます。


今回検索したいのは、


   パナソニックのお掃除ロボット搭載エアコン


です。ここで、非常に重要な特許検索のコツを紹介します。


    技術分野 と 技術的特徴 を把握する
    ~~~~~~~~   ~~~~~~~~~~

ここでいう技術分野とはエアコンです。それでは、技術的特徴
とは何か?



■パナソニックのお掃除ロボット搭載エアコン
 http://ctlg.national.jp/product/info.do?pg=04&hb=CS-X286AS


のサイトから探してみてください。

















どうですか、できましたか?


技術的特徴を簡単にまとめると


    技術分野 :エアコン

    技術的特徴:フィルタを自動的に掃除する


となります。


技術分野と技術的特徴を分けて把握する、というのは非常に
重要です。なぜ重要なのか?それは次回、次々回で明らかに
していきます。


他の例で、技術分野と技術的特徴を分けた場合について
見ておきましょう。


例:シャープのヘルシオ
  [http://healsio.jp/]

  技術分野 :オーブン
  技術的特徴:過熱水蒸気で調理する


例:ロッテ雪見だいふく
  [http://www.lotte.co.jp/products/ice/03.html]

  技術分野 :アイス
  技術的特徴:やわらかいおもちでアイスを包む


何か特許検索をしなければならなくなったとき、検索対象技術
を技術分野に技術的特徴に分ける訓練をしておくと良いですね


次回は”キーワードを選定する”というテーマでお届けします



3:特許検索の鉄則━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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本号の解説の中から鉄則として3つまとめます。

■特許検索の鉄則001(再掲)

 主な検索項目として、

 ・種別  (特許・実用新案)
 ・権利状況(公開・登録)
 ・番号  (出願番号・公開番号・公告番号・登録番号)
 ・出願人・権利者
 ・技術分野:キーワード
 ・技術分野:特許分類(IPC、FI、Fターム)

 の6つがあり、検索式はこの検索項目の組み合わせで作る。

■特許検索の鉄則013

 検索対象技術を検索項目に展開し、
 どの項目が明らかであるか把握する

■特許検索の鉄則014

 検索対象技術は、技術分野と技術的特徴に分ける

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特許電子図書館を使った[特許検索のコツ]

   

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2006-11-11 : 更新