e-patent > メールマガジン > 米国特許検索入門 > 米国特許検索データベース Patent Full-Text and Full-Page Image Databases データベースの基本

Vol.043(2007-09-25)


■Contents━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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 1:特許検索のネタ

 2:米国特許検索データベース
  2-1: 検索データベースと検索メニュー
  2-2: その他の参考情報

 3:特許検索の鉄則



1:特許検索のネタ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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前回までで米国特許分類(USPC)の基本と探し方について解説してきました。

分類が探せるようになったので「さぁ検索」と行きたいところですが、その前
に米国特許検索データベースの基本的な事柄を押さえておきましょう。



2:米国特許検索データベース━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━2-1:検索データベースと検索メニュー


ご存知の方も多いかと思いますが、米国特許検索データベースには大きく2つ
の種類があります。


◆Issued Patents (PatFT)
 (full-text since 1976, full-page images since 1790)

◆Published Applications (AppFT)
 (published since 15 March 2001)


登録特許検索データベースのPatFTと公開特許検索データベースのAppFTです。


日本特許電子図書館ではフルテキスト、つまり全文での特許検索はできません
が米国特許検索データベースでは1976年以降の登録特許および全ての公開特許
でフルテキスト検索が可能です。


※日本も1993年(平成5年)以降はhtml公報となっているので、特許電子図書館
 にフルテキスト検索機能が搭載されるのも時間の問題だと思います


この登録特許検索データベースPatFTと公開特許検索データベースAppFTのそれ
ぞれに3種類の検索メニューが設けられています。


◆Issued Patents (PatFT)
 (full-text since 1976, full-page images since 1790)

 ・Quick Search
  http://patft.uspto.gov/netahtml/PTO/search-bool.html
 ・Advanced Search
  http://patft.uspto.gov/netahtml/PTO/search-adv.htm
 ・Patent Number Search
  http://patft.uspto.gov/netahtml/PTO/srchnum.htm


◆Published Applications (AppFT)
 (published since 15 March 2001)

 ・Quick Search
  http://appft1.uspto.gov/netahtml/PTO/search-bool.html
 ・Advanced Search
  http://appft1.uspto.gov/netahtml/PTO/search-adv.html
 ・Patent Number Search
  http://appft1.uspto.gov/netahtml/PTO/srchnum.html
 

Quick Searchは初心者向け検索メニューです。Patent Number Searchは読んで
字のごとくで番号から登録・公開特許公報を閲覧するためのメニューです。
そしてAdvanced Searchが複数の項目を組み合わせた検索ができるメニューと
なります。

2つの項目の掛け算であればQuick Searchでも可能ですがキーワードや分類、
出願人などいろいろな項目を掛け合わせたい場合は2つでは足りません。

そのような場合はQuick Searchではなく、Advanced Searchを使います。
Advanced Searchを使えるようになればQuick Searchを使わなくても良くなり
ますので、本シリーズで検索方法をマスターしてください。



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2-2:その他の参考情報


以上が検索メニューの紹介ですが、その他「いざ」というときに役立つ情報を
紹介します。


Issued Patents (PatFT)メニューの下から2番目に


・Database Contents
 http://www.uspto.gov/patft/help/contents.htm


という項目があります。こちらは読んで字の如くデータベースに含まれる内容
について説明されているのですが、ここでは特許の種別ごとの番号形式につい
て説明があります。

Utility patent  ユーティリティ特許
Design patent  デザイン特許
Plant patent   プラント特許(植物特許)
Reissue patent  再発行特許
Defensive Pub  防衛特許
SIR       法定発明登録

また、ページ下部には

・List of withdrawn patent numbers
 http://www.uspto.gov/web/offices/ac/ido/oeip/taf/withdrwn.htm

および

・List of patents missing from the full-page image database
 http://www.uspto.gov/patft/help/umiss.txt
 http://www.uspto.gov/patft/help/dmiss.txt
 http://www.uspto.gov/patft/help/pmiss.txt
 http://www.uspto.gov/patft/help/rmiss.txt
 http://www.uspto.gov/patft/help/smiss.txt
 http://www.uspto.gov/patft/help/imiss.txt

があります。


「List of withdrawn patent numbers」は「取り下げられた特許一覧」です。
取り下げられた特許はデータベースで検索してもヒットしません。もしも、
他の商用データベースを使って、USPTOの特許検索データベースで調べても
ヒットしない場合は「List of withdrawn patent numbers」でチェックして
みましょう。


もう1つ「List of patents missing from the full-page image database」も
特許検索データベースで調べてもヒットしない番号を掲載しています。


特許検索の際に「モレに注意」とよく言われますが、そのモレが自分の検索式
が原因で発生したのか、それともデータベース自体にそもそもモレがあるのか
確認する必要があります。上記の取り下げられた特許などはモレには該当しま
せんが、特許庁と言えどもミスはあります。特許庁の運営しているデータベー
スだから100%大丈夫とは言い切れない、ということを覚えておきましょう。



3:特許検索の鉄則━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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本号の解説の中から3つを特許検索の鉄則としてまとめます。


■特許検索の鉄則096

 米国特許検索データベースには登録特許検索データベース(PatFT)と
 公開特許検索データベース(AppFT)の2つがある


■特許検索の鉄則097

 日本の特許電子図書館と異なり、米国特許検索では1976年以降の登録特許
 および全公開特許のフルテキスト検索が可能である


■特許検索の鉄則098

 米国特許検索データベースにおいて、複数の検索キーで検索を行う場合
 Quick Searchでは2つの検索キーまでしか対応していないので、
 Advanced Searchを用いる



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特許電子図書館を使った[特許検索のコツ]

   

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2007-10-01 : 更新