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Vol.64(2008-07-28)


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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2008.07.28━


【本号のテーマ】

 特許電子図書館IPDLを使った「特許検索再入門」(4)


         特許検索・特許調査と新規性・進歩性




■Contents━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


 1:特許検索のネタ

 2:特許検索・特許調査と新規性・進歩性
  2-1: 新規性と進歩性
  2-2: 新規性と進歩性の判断
  2-3: 新規性・進歩性を考慮した調査対象技術の明確化

 3:特許検索の鉄則



1:特許検索のネタ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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Vol.60から新シリーズ 特許電子図書館IPDLを使った「特許検索再入門」 を始
めました。4月に新たに知財部門や知財担当として配属された方々には、この
シリーズでイチから特許検索のコツ・テクニックを学んでいただければと思い
ます。


Vol.63からトヨタ自動車が発表した太陽光発電を搭載したハイブリッド車「プ
リウス」を例題として設定しています。


ハイブリッド車「プリウス」、太陽光発電を搭載 トヨタ
出所:NIKKEI.NET

http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080707AT1D0600F06072008.html

今回の状況設定として、あなたはABC自動車の知的財産部員とします。
技術者の方から、以下のように頼まれました。


  ハイブリッド自動車の屋根にカーエアコン駆動用電源として
  太陽光発電を利用するシステムを発明をした。
  自分でキーワード検索で特許調査を行ったが、
  他の自動車メーカーからは類似の特許出願はされていないので、
  是非とも日本・米国・欧州へ特許出願を行いたい。


前号では、技術的検索条件・非技術的検索条件の2つの検索条件について整理
しました。今回は技術的検索条件のところを、もう少し深く掘り下げていって
みましょう。



2:新規性と進歩性を考慮した調査対象技術の明確化━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


私は弁理士ではないため、以下の説明には法律的に厳密でありません。
ざっくりと理解していただくための説明なので、その点をご了解ください。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2-1:新規性と進歩性


前号の「2-1:特許調査は十分?」でも書いたように、しっかりと先行技術調査
を行わないと、特許庁審査官からの拒絶理由に対して反論できないような先行
資料が送付されてきて、対応に苦慮することになります。権利化できない場合
特許出願費用がムダになってしまいます。


それを避けるためには、特許調査(特に先行技術調査)をしっかりと行う必要が
あると、前号で述べました。


 「しっかりと先行技術調査を行うのは分かった。
             それじゃ、具体的にどうすれば良いんだ?」


となります。「しっかり調査しろ!」といくら口で言っても、具体的な方法が
分からなければ行動に移せません。


それでは、どうやって「しっかり」調査をするのか?


それは、特許庁審査官の気持ちになって調査対象技術を明確にすることです。

特許の審査(実態審査)では、特許法で規定された以下の要件を満たしているか
否か、つまり拒絶理由がないかどうかを審査しています。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 1 自然法則を利用した技術思想か 
 2 産業上利用できるか 
 3 出願前にその技術思想はなかったか 
 4 いわゆる当業者(その技術分野のことを理解している人)が容易に
   発明をすることができたものでないか 
 5 他人よりも早く出願したか 
 6 公序良俗に違反していないか 
 7 明細書の記載は規程どおりか 

< 参考URL: http://www.jpo.go.jp/tetuzuki/t_gaiyou/tokkyo1.htm >

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


この7項目の中で特に重要なのは、


 新規性:3 出願前にその技術思想はなかったか

 進歩性:4 いわゆる当業者(その技術分野のことを理解している人)
       が容易に発明をすることができたものでないか


の2項目です。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2-2:新規性と進歩性の判断


前項で挙げた新規性・進歩性の判断ですが、ざっくりと言えば


  新規性の判断とは、ある特許出願と全く同一構成の先行資料があるか否か
  →「確かに、今までこういうのなかったよね」

で、


  進歩性の判断とは、ある特許出願と類似した構成の先行資料との比較
  →「なるほど、こういう組み合わせもあったのかぁ」


です。まず新規性の方から見ていきましょう。


今回の例を再度掲載すると


  ハイブリッド自動車の屋根にカーエアコン駆動用電源として
  太陽光発電を利用するシステムを発明をした。


です。要は


  ハイブリッド自動車
   太陽光発電
    カーエアコン用電源
    屋根に設置


となります。この4つの構成要素を開示している先行資料が見つかれば、自社
で出願しようとしている特許は「新規性なし」で拒絶されます。しかし、「新
規性なし」で拒絶される例はあまりないと思います。


技術者・研究者は日々業界紙や技術文献・学会誌などを読んだり、競合他社の
製品情報・発表情報に触れています。つまり、自分が属する業界の技術水準を
肌で感じ取っています。事実関係を示せる資料を持っているわけではありませ
んが、「太陽光発電を設置したハイブリッド車ならDEF自動車が○△展示会
で出展していたよ」と語れるエンジニアの方は多いのではないでしょうか?


つまり、新規性については肌感覚でも判断できるのです。


難しいのは新規性ではなく、進歩性なのです。進歩性は上述したとおり「ある
特許出願と類似した構成の先行資料との比較」を通じて判断します。


分かりにくいので今回の例で考えてみましょう。今回、自社(ABC自動車)で
検討している構成は


  ■自社
  ハイブリッド自動車
   太陽光発電
    カーエアコン用電源
    屋根に設置


になります。例えば以下のような先行資料が見つかったとします。


  ◆先行資料(a)
  ハイブリッド自動車
   太陽光発電
    カーエアコン用電源
    ボンネットに設置
    ~~~~~~~~~~~~~~~~
  ◆先行資料(b)
  ハイブリッド自動車
   太陽光発電
    パワーウィンドウ用電源
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    屋根に設置

  ◆先行資料(c)
  ハイブリッド自動車
   風力発電
   ~~~~~~~~
    カーエアコン用電源
    屋根に設置


自社と先行資料の違いをマトリックス上にまとめると以下のようになります。


 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
       |ハイブリッド車|太陽光発電|エアコン用|屋根に設置 |
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 自社    |   ○   |  ○  |  ○  |  ○   |
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 先行資料a |   ○   |  ○  |  ○  |  ×   |
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 先行資料b |   ○   |  ○  |  ×   |  ○   |
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 先行資料c |   ○   |  ×  |  ○   |  ○   |
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


もしも自社の4つの構成要素を備えている先行資料があれば「新規性なし」で
拒絶になります。しかし、幸いなことに4つの構成要素すべてを備えている先
行資料はありまんでした。先行資料a〜先行資料cとも4つのうち3つの構成要
素は満たしているのですが、1つだけ満たしていません。


この場合、自社出願は新規性はクリアできますが、進歩性は微妙です。


例えば先行資料aの場合、太陽光発電装置を「屋根」に設置するか、「ボンネ
ット」に設置するかの違いです。太陽電池をボンネットに設置できれば、当然
屋根にも設置できるだろうと考えます。この場合、先行資料aによって自社の
特許出願は進歩性なしで拒絶される可能性があります。


もしも屋根に設置することが、ボンネットに設置することに比べて、技術的に
非常に困難であり、かつ屋根に設置することで顕著な効果が出るのであれば、
進歩性が出てくる可能性もあります。


この微妙な進歩性の判断ですが、特許法では以下のように規定されいます。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

第29条第2項
 特許出願前にその発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者が
 前項各号に掲げる発明に基いて容易に発明をすることができたときは、その
 発明については、同項の規定にかかわらず、特許を受けることができない。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「その発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者」のことを当業
者と呼びます。この当業者が「こんなの当たり前だよ〜」と思うような発明は
進歩性がない可能性があります。


なぜ「進歩性がない可能性がある」と書いたかというと、進歩性の判断をする
のは技術者・研究者ではなく、特許庁審査官だからです。技術者・研究者には
当たり前のことでも、特許庁審査官には素晴らしい発明と映って進歩性がある
と判断するかもしれません。


特許・実用新案審査基準に拠れば、「進歩性判断の基本的な考え方」は以下の
ようになっています。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

(1) 進歩性の判断は、本願発明の属する技術分野における出願時の技術水準を
  的確に把握した上で、当業者であればどのようにするかを常に考慮して、
  引用発明に基づいて当業者が請求項に係る発明に容易に想到できたことの
  論理づけができるか否かにより行う。

(2) 具体的には、請求項に係る発明及び引用発明(一又は複数)を認定した後
  、論理づけに最も適した一の引用発明を選び、請求項に係る発明と引用発
  明を対比して、請求項に係る発明の発明特定事項と引用発明を特定するた
  めの事項との一致点・相違点を明らかにした上で、この引用発明や他の引
  用発明(周知・慣用技術も含む)の内容及び技術常識から、請求項に係る
  発明に対して進歩性の存在を否定し得る論理の構築を試みる。論理づけは
  、種々の観点、広範な観点から行うことが可能である。例えば、請求項に
  係る発明が、引用発明からの最適材料の選択あるいは設計変更や単なる寄
  せ集めに該当するかどうか検討したり、あるいは、引用発明の内容に動機
  づけとなり得るものがあるかどうかを検討する。また、引用発明と比較し
  た有利な効果が明細書等の記載から明確に把握される場合には、進歩性の
  存在を肯定的に推認するのに役立つ事実として、これを参酌する。
  その結果、論理づけができた場合は請求項に係る発明の進歩性は否定され
  、論理づけができない場合は進歩性は否定されない。

(3) なお、請求項に係る発明及び引用発明の認定、並びに請求項に係る発明と
  引用発明との対比の手法は「新規性の判断の手法」と共通である


 参考URL: 特許・実用新案審査基準
 第II部 特許要件
 第2章  新規性・進歩性
 http://www.jpo.go.jp/shiryou/kijun/kijun2/tukujitu_kijun.htm


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


(1)・(2)で書いてあるように、特許庁審査官は「論理づけ」により進歩性を判
断しています。上に挙げたような比較表を作成し、引用発明(先行資料)と一致
点・相違点を明らかにして「種々の観点、広範な観点」から「進歩性の存在を
否定し得る論理の構築を試み」ます。


出願する立場として、出願前の先行技術調査で何を考えれば良いのか?
それは、審査官の立場として「種々の観点、広範な観点」から「進歩性の存在
を肯定し得る論理の構築を試み」ることです。
 ~~~~


━━━━━━━━━━━2-3:新規性・進歩性を考慮した調査対象技術の明確化


新規性・進歩性の話ばかりしてきましたが、これはあくまでも特許調査を行う
ための前段階です。本当の目的は調査対象技術を明確化することにあります。


特許庁審査官が新規性の判断する際は、自社出願の構成要素と同一のものが、
以前に出願されていないか否か調査します。つまり新規性判断には自社出願を
構成要素へしっかりと展開する必要があります。


まず新規性を考慮した調査対象技術の明確化をしていきましょう。


前号で技術的検索条件を以下の4つに整理しました(2つはブランク)。


   背景技術 :ハイブリッド自動車のカーエアコン
   課題・目的:
   技術的特徴:カーエアコン駆動用電源として太陽光発電
         太陽光発電を屋根に設置
   作用・効果:

   ※前号では技術的特徴に「太陽光発電を屋根に設置」を記載して
    いませんでした。


新規性では構成要素が同一か否かを判断しますので、以下の4つを備えている
先行資料を探すこととなります。


  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  構成要素       |  
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  ハイブリッド自動車  |  
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  カーエアコン     |  
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  駆動用電源が太陽光発電|  
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  太陽光発電を屋根に設置|  
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


この4つを同時に満たす先行資料がなければ、新規性があることになります。
次は進歩性の検討です。


上述の通り、進歩性の検討には進歩性の存在を肯定しうる「論理づけ」が必要
になります。この「論理づけ」を分かりやすくするために、マトリックスを利
用すると、


  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
           |ハイブリッド車の|ハイブリッド車以外の|
           | カーエアコン | カーエアコン   |
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  エアコン駆動用電源|        |          |
  太陽光発電    |   A1   |    A2    |
  (屋根に設置)   |        |          |
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  エアコン駆動用電源|        |          |
  太陽光発電    |   B1   |    B2    |
  (屋根以外に設置) |        |          |
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  エアコン駆動用電源|        |          |
  太陽光発電以外  |   C1   |    C2    |
  (屋根に設置)   |        |          |
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  エアコン駆動用電源|        |          |
  太陽光発電以外  |   D1   |    D2    |
  (屋根以外に設置) |        |          |
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


のようになります。「ハイブリッド車のカーエアコン」かつ「駆動用電源が太
陽発電」かつ「太陽発電装置が屋根に設置」されているA1特許が先行資料と
して見つかると、自社出願の新規性が否定されます。


B1は「ハイブリッド車のカーエアコン」かつ「駆動用電源が太陽発電」であ
るが、「太陽発電装置が屋根に設置」されていない特許です。この領域の特許
は進歩性の判断が重要になります。


またマトリックス右側にあるA2やB2の領域も進歩性の判断が必要な領域です。


例えばA2・B2であればハイブリッド車ではないカーエアコンであって、太陽光
発電をカーエアコン駆動用電源としている場合です。ハイブリッド車ではない
通常のガソリンエンジン車のカーエアコンの場合との顕著な相違点がなければ
ガソリンエンジン車のカーエアコンについても検討する(=検索対象に含める)
必要があるでしょう。


また、C1・D1はハイブリッド車用エアコンだが、その駆動用電源が太陽電池以
外、つまり一般的なモータ/ジェネレータや風力発電などの場合です。太陽光
発電を用いることに特有の課題や、それにより得られる特有の作用・効果があ
れば進歩性を主張できますが、風力発電と比べて顕著な作用・効果がなければ
進歩性で拒絶されてしまうかもしれません。


そもそも、ハイブリッド車のカーエアコン以外にも自動車には電力供給対象が
たくさんあります。カーエアコンに限定してしまうこともよくないかもしれま
せん。すると、まず始めに検討すべきマトリックスは


                追加          追加
                ↓           ↓
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
       |HEV |HEV   |HEV以外|HEV以外 |
       |エアコン|エアコン以外|エアコン |エアコン以外|
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
太陽光発電  | A1 |  A1’ | A2  | A2’  |
(屋根設置)  |    |      |     |      |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
太陽光発電  | B1 |  B1’ | B2  | B2’  |
(屋根以外設置)|    |      |     |      |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
太陽光発電以外| C1 |  C1’ | C2  | C2’  |
(屋根設置)  |    |      |     |      |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
太陽光発電以外| D1 |  D1’ | D2  | D2’  |
(屋根以外設置)|    |      |     |      |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


になります。進歩性を考慮してA1〜D2'の中で検討すべき領域を決定します。
特許庁審査官の気持ちになって進歩性を肯定しうる「論理づけ」を行うように
検索式を作成していきます。


次回はこのマトリックスをもとに検索式のコンセプトを構築していきます。



3:特許検索の鉄則━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

本号の解説の中から3つを特許検索の鉄則としてまとめます。


■特許検索の鉄則142
 先行技術調査を行う際に、特許庁審査官の気持ちになって新規性・進歩性を
 考慮して調査対象技術を明確化する


■特許検索の鉄則143
 新規性をクリアするための先行技術調査を実施するために、自社出願を
 構成要素へしっかりと展開する


■特許検索の鉄則144
 進歩性をクリアするための論理づけを構築するために、自社出願を位置づけ
 を明らかにしたマトリックスを用いる



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特許電子図書館を使った[特許検索のコツ]

   

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2008-08-02 : 更新