作成 : 2007.08.19

 

どうも我が家の米びつに小さな虫が出るらしく、妻が「米びつ先生」なるものを買ってきました。

 

妻 「米びつ先生の説明書取っておいたよ」

 

私 「何で?」

 

妻 「説明書の裏側に特許って書いてあったから、使うかと思って」

 

私 「・・・」

 

どうも、身近な製品で「特許」と書いてあると私に配慮して取ってくれています。妻がせっかく取っておいてくれたので「米びつ先生」を紹介したいと思います。

 

 

米びつ先生の説明書の裏側には特許番号と商標登録番号がキッチリと書いてあります。

 

【発明の名称】米の品質保存剤
【出願番号】特願平5-111200
【出願日】平成5年(1993)4月15日
【公開番号】特開平6-38678
【公開日】平成6年(1994)2月15日
【特許番号】第2660196号
【登録日】平成9年(1997)6月13日
【発行日】平成9年(1997)10月8日
【特許権者】株式会社アラミック
【特許請求の範囲】
【請求項1】 通気性容器に、少なくともアリシン成分およびカプサイシン成分を含む香辛料成分を収容し、この容器を米と一緒に米びつや米包装袋などの米容器内に収容することを特徴とする米の品質保存剤 。

 

なぜアリシンやカプサイシン成分を利用するのかというと、

 

【0010】
【作用】本発明の品質保存剤は、貯蔵米と一緒に米びつや包装袋等に収容しておくと、通気性容器に収容したアリシン成分が防虫、防菌、防かび作用を奏するので、米に貯穀害虫や微生物およびかびの発生を防止する。また、カプサイシン成分は殺菌および殺虫作用を奏し、かび、微生物および貯穀害虫の発生を抑止し、さらには強い抗酸化性を有し、リパーゼやアミラーゼの作用を抑止し、米に含まれている遊離脂肪酸の分解を抑え、還元糖の増加を防止することによりアルデヒドの生成を防止し、よって脂肪酸の発生を抑制して酸化を防止する。したがって、このような品質保存剤は、米の保存環境を、かびや微生物および貯穀害虫などの発生し難い状況に保ち、米の酸化を抑制し、これらの複合作用により貯蔵米を長期に亘り、精米した直後のような良好な品質に保存することができる。

 

という理由があるからだそうです。

 

カプサイシンといえば唐辛子。妻によれば「米びつ先生」を入れてすぐに米びつの中はのぞけない、とのことです。かなりカプサイシンが効いているようです。ちなみに虫に効いているかどうかはまだ分からないとのコト・・・

 

かなり単純な特許ですが、着眼点が素晴らしいですね。