e-patent > コラム > ニュースな特許 > サミーを訴えたアルゼの特許

最近特許絡みの裁判が多いですね。

 

少し前ですがパチンコ業界で特許訴訟が起きました。サミー(セガサミーホールディング)のパチスロ機「北斗の拳」がアルゼの特許を侵害しているとの訴えです。

 

【ニュース】

アルゼがサミーを提訴~過去4件は勝訴

 

【サミー・アルゼ】
セガサミーホルディングス
訴訟の提起に関するお知らせ
パチスロ「北斗の拳」
アルゼ
サミー株式会社への特許侵害訴訟提訴の件

 

アルゼ・サミーの資料を見ると、問題となっている特許は

 

  • 特許第3069092号
  • 特許第3708056号

 

の2件です。概要はアルゼの資料に書かれていますが、この2件について特許の内容を紹介したいと思います。

 

■特許第3069092号

Aruze_3069092

【発明の名称】遊技機

【出願番号】特願平11-160182

【出願日】平成10年11月25日

【公開番号】特開2000-135303

【公開日】平成12年5月16日

【特許番号】特許第3069092号

【登録日】平成12年5月19日

【発行日】平成12年7月24日

【特許権者】アルゼ株式会社

【特許請求の範囲】

【請求項1】 乱数抽選によって遊技の入賞態様を決定する入賞態様決定手段と、種々の図柄を複数列に可変表示し,前記入賞態様決定手段で決定された入賞態様に応じた図柄組み合わせを前記各列に停止表示する可変表示装置と、この可変表示装置の可変表示を開始させる可変表示開始手段と、前記可変表示を各列毎に停止させる可変表示停止手段とを備えて構成される遊技機において、前記入賞態様決定手段は、複数の入賞態様からなる確率テーブルを有し,抽出された乱数が前記確率テーブルのいずれかの入賞態様に属したとき,その属した入賞態様の当選フラグを成立させ、前記可変表示停止手段は、遊技者が操作可能な停止ボタンからなり,この停止ボタンの操作タイミングに応じて前記可変表示を各列毎に停止させるが,前記当選フラグが成立していても、前記停止ボタンが前記当選フラグに対応した図柄を有効化入賞ライン上に停止できる所定タイミングで操作されないと、前記有効化入賞ライン上に入賞が発生する図柄組み合わせを停止表示させない制御を行い、前記可変表示開始手段によって前記可変表示が開始され、前記可変表示停止手段によって前記可変表示が停止される1回の遊技の中で、前記入賞態様決定手段で決定された入賞態様に対応した報知情報を所定確率で遊技者に報知する報知手段を備えたことを特徴とする遊技機。

 

■特許第3708056号

Aruze_3708056
【発明の名称】遊技機

【特許番号】特許第3708056号

【登録日】平成17年8月12日

【発行日】平成17年10月19日

【出願番号】特願2002-38046

【出願日】平成14年2月15日

【公開番号】特開2002-272904

【公開日】平成14年9月24日

【特許権者】アルゼ株式会社

【特許請求の範囲】

【請求項1】乱数抽選によって入賞態様を決定する入賞態様決定手段と、遊技音を継続的に出音して現在の遊技状態を遊技者に報知する出音手段とを備えて構成される遊技機において、
前回遊技における所定のタイミングから所定時間経過したときに遊技がされていない状態を検出する状態検出手段と、この状態検出手段によって遊技がされていない状態が検出されたときに現在の遊技状態に応じた遊技音の音量を下げる出音制御手段とを備えたことを特徴とする遊技機。

 

私はパチスロもパチンコもやらないので、クレームを読んでもピンと来ないのですが、パチスロに詳しい方が読めばサミーの「北斗の拳」がアルゼの特許を侵害しているかどうか分かるかもしれませんね。