e-patent > コラム > 有名な特許 > 江崎玲於奈のエサキダイオード(トンネルダイオード)

日本人で初めてノーベル賞を受賞したのは1949年の湯川秀樹氏。続いて1965年の朝永振一郎氏。両名ともノーベル物理学賞を受賞していますが、内容は理論物理学(湯川氏は素粒子物理-中性子-、朝永氏は量子電磁気学-くりこみ理論-)でした。

 

 

この両名に続いてノーベル物理学賞を受賞したのが1973年の江崎玲於奈(れおな)氏です。

 

 

※朝永氏と江崎氏の間に川端康成氏がノーベル文学賞を1968年に受賞しています

 

 

江崎氏は半導体の分野においてトンネル効果について研究した成果が認められて受賞しました(私もトンネル効果等、受賞成果についてはあまりよく理解していません・・・)。

 

 

このトンネルダイオード(通称エサキダイオード)に関する特許がありますので、今回の有名な特許として紹介します。

 

 

■エサキダイオード(トンネルダイオード)特許
【発明の名称】半導体電気装置
【出願番号】特願昭32-024093
【出願日】昭和32年9月28日
【公告番号】特公昭35-006326
【公告日】昭和35年6月3日
【出願人】ソニー株式会社
【発明者】江崎玲於奈、黒瀬百合子
【特許請求の範囲】

_35006326本文に詳記し且図面に示す如く、両側の不純物濃度が夫々2×1018cm-3以上であるp-n接合を形成し空間電荷層を約2×10-6cm以下にしてそのp-n接合の正方向の電流電圧特性に於て電圧制御負特性抵抗を有せしめたことを特徴とする半導体電気装置。

 

2006.10.21