e-patent > コラム > 身近な特許・意匠 > 佐野クリップ-動脈瘤手術用クリップ-

作成 : 2005.10.29

 

今日、テレビ朝日で19:00-20:54に

 

 

緊急特番!突然・・・発作 生命の最前線24時!!

 

 

という番組がありました。その中で動脈瘤手術の権威である藤田保健衛生大学病院の佐野公俊医師が紹介されていました。

 

 

手術には佐野医師が考案した”佐野クリップ”(脳動脈瘤手術で利用するクリップ)が使用されていました。ひょっとしたら特許として出願されているかも・・・と思って調べたら、1件見つけることができました。

 

 

sanoclip20051029
【公開番号】特開2003-102736
【発明の名称】血管挟持クリップ
【出願人】株式会社ドクターズ・アイディアル・サプライ
【発明者】渡邊 由隆、佐野 公俊

(57)【要約】
【課題】 血管挟持ブレードにクリップ軸線に対する立上がり部、角度或いは湾曲を設けた動脈瘤などの血管挟持クリップにおいて、閉鎖圧を大きく,且つ一様に維持すると共にシザーリングを防止する。
【解決手段】 血管を挟持する一対の相対向する挟持ブレード2、交差部3、弧状の鉗子把持部4及びその後方のコイル状のループ5からなる血管挟持クリップにおいて、上記交差部3の交差部材31,32の交差点Xの移動する範囲の前後に屈曲部35,36を設けて上記軸線方向に対して傾斜せしめる、或いは交差点Xの移動範囲において湾曲せしめる。これらの傾斜、湾曲部位が交差部にあるため、ブレードを延長することがなく、閉鎖圧を維持できると共にブレードの捩れ、撓みを抑制してシザーリングを防止する。

【特許請求の範囲】
【請求項1】 血管を挟持する一対の相対向する挟持ブレード、該一対のブレードに続く交差部、弧状の鉗子把持部及びその後方のコイル状のループからなる連結部から構成される血管挟持クリップにおいて、上記挟持ブレードの方向及び/又は位置をクリップ軸線に対して変更するため上記交差部を上記軸線方向に対して傾斜若しくは湾曲せしめてなることを特徴とする血管挟持クリップ。

 

2005.10.29