作成 : 2005.05.17

 

今日は 身近な特許 とは言えませんが、人生の夢である永久機関に関する特許について紹介します。

 

 

特許は特許法で規定されているように自然法則を利用した発明に対して特許権が付与されます。永久機関は自然法則に反していますから、特許権付与の対象とはなりえません。7

 

 

が、永久機関が出来た~!!と出願する人がいるんですね。

 

 

 

 

国際特許分類(IPC=International Patent Classification)にも永久機関に関する分類が存在するんです、これが。

 

 

F03B 17/04
・・永久運動といわれるもの
F03G 7/10
永久運動といわれるもの
H02K 53/00
永久運動を行なう回転電機であると主張するもの
H02N 11/00
他に分類されない発電機または電動機;電気的または磁気的手段により永久運動を得たと主張するもの

 

 

“主張するもの”と書いてあるところが面白いですね。

 

 

このIPCで検索を行ったところ、古くは1953年、最近では2004年の出願まで、特許3301件、実用新案322件がヒットしました。中身の議論はさておき、どのようなに件数が推移しているか、またどのような出願人が永久機関について出願しているか調べたところ、下記のような結果となりました。

 

 

Fig1

Fig2

左図 永久機関に関する特許・実用新案公開件数推移

右図 永久機関に関する特許・実用新案公開件数の出願人ランキング

 

 

最近でも年間100~200件ぐらいは永久機関に関する出願があるんですね。審査請求が来た場合は特許庁審査官はしっかりと審査するのでしょうかね?

 

2005.05.17